くるぶしの食べある記

くるぶしの食べある記

未知で美味な食べ物に出会うため、あれやこれや食べてみようというブログです。食べ歩くことはほとんどありません。

【富山県】ますのすし一重

皆さまごきげんよう、くるぶしです。

 

今日食べるのは、株式会社 源の『ますのすし一重』。

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ますの寿しは富山県の郷土料理です。

 

木枠でギュッと押し固めた「押し寿司」の一つで、ふな寿司のように発酵はさせておらず、酢で味付けしたものとなっています。

 

そのお寿司を駅弁として販売したところ大好評。

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「暮らしーの」が様々なデータをもとに全国駅弁ランキングをつけたところ、全国2位に選ばれるなど味と知名度は折り紙付き。

 

今回は全国駅弁フェアで販売されていたのを逃さず購入です。

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箱から取り出すとこんな感じ。何やら珍妙な容器ですね。

 

どうやらお寿司を押し固めるため、竹と輪ゴムで容器の上下を挟み込んでいるようです。

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竹を外すと笹に包まれた鱒寿司

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その笹を拡げるとサーモンピンクが鮮やかな鱒が現れます。

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食べ方はお箸の裏側に記載されています。ナイフで切り分けて食べるそう。

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付属のナイフで八等分して、

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形が崩れないよう取り出します。

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取り出したのがこちら。

 

上から押し固められているので、厚みはそこまでありません。

 

さて実食です。

 

まずは香り。酢は使っているそうですが、そこまでキツくはない匂い。

 

食感はどうでしょう。酢飯はおしかためられています。ですが潰れてお餅のようになっておらず、一粒一粒を感じられます。

 

ますは酢で締められており、シャキシャキとした食感。

 

次に味わい。

 

匂いと同様、酢の味もキツなく苦手な方でも美味しく食べられると思います。

 

特に酢飯は酢を抑え目にすることで本来の旨味がしっかり引き出されています。地元富山県のお米が使われており、大変美味しいですね。

 

ますは肉厚というわけではありませんし、味の主張も控えめ。ご飯と調和のとれた優しい味わいです。

 

一つ一つを切り分けて食べるので、時間をかけて食べることになります。

 

十分な満腹感を得られるでしょう。

 

 

ごちそうさま!

 

商品:ますのすし一重

味:★★★★★★★★★☆(9点/10点)

値段:1333円+税

オンライン購入:可

HP:商品紹介 « ますのすし本舗 源

くるぶしレビュー:

鱒ではなくシャリが主役だと思えるほど、お米が美味しいです。少し難点を挙げるなら、ある程度のスペースが無いと食べにくいことでしょうか。竹や容器のふたを置く場所や、切り分けたお寿司を置く場所、もし車内が狭かったら窮屈になるかもしれません。とはいえ、味美味しく、見た目もユニークなますのすし。一度は食べて欲しい駅弁です。

 

 

ではまた~。